現在、当事業は県内たくさんの施設から約35名のワーキンググループメンバーが①パス・レジストリー班、②マップ班、③人材育成・広報班にわかれて活動をすすめています。ワーキンググループの活動進捗の概略をご報告します。
① パス・レジストリー班
急性期、回復期、維持期にかけて円滑な情報共有を行い、質の高いリハビリテーションを提供できるように連携パスを作成しています。
2024年1月より試験運用を開始し、同年4月頃より県内全域での運用開始を目指しています。
② マップ班
循環器疾患患者のアウトカム向上と、各病院の連携強化を目的に熊本県内の⼼臓リハビリテーション施⾏可能な施設を抽出し、視覚的にもわかりやすく、汎⽤性の⾼いマップ作成を目指しております。
現在、さらなるマップの充実にむけて各病院へアンケート・情報収集を行っています。
③ 人材育成班
1. 資格取得促進
心臓リハビリテーションについて高い知識を有する心臓リハビリテーション指導士資格の取得促進・支援を目的に活動しています。
具体的には、症例レポート作成支援、試験対策勉強会、資格試験受験費用サポートを本年度より開始していきます。
2. 勉強会
循環器診療に携わっている先生方や興味のある先生方を対象に、さらなる知識習得を目指した勉強会、他資格・多職種合同での勉強会や症例相談会を計画しております。
3. 心臓リハビリテーション啓蒙資材の作成
患者さんが心臓リハビリテーションを知るきっかけとなるような啓蒙用のチラシ、心臓リハビリテーション実施施設の紹介マップ、心臓リハビリテーション適応疾患が一目でわかるポケットカード等の作成を考えております。
4.広報
当事業の活動報告や心臓リハビリに興味をもつ人を増やしていくための様々な情報を、SNS等を利用し広報していきます。
具体的には公式LINE(心臓リハビリテーションネットワーク)、Instagram、X(旧Twitter)@Threads、等で皆様に情報発信していく予定です。
現在、公式LINEには100名を超えるメンバーが集まっております。
その他、SNSアカウントは開設しだいアナウンスさせていただきます。