センターの紹介

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Greeting

「県民が循環器病を予防し、たとえ発症しても安心して暮らせる熊本」へ!
オールくまもとで!

熊本県は、2020年10月の循環器病対策推進基本計画の閣議決定に基づき、2022年3月に熊本県循環器病対策推進計画を発表しました。キャッチフレーズは、「県民が循環器病を予防し、たとえ発症しても安心して暮らせる熊本」です。また、熊本大学病院は2022年6月に、厚生労働省のモデル事業「脳卒中・心臓病等総合支援センター」の公募に採択され、積極的な患者支援に乗り出しています。

このモデル事業の最初の取り組みが、熊本大学病院内での「脳卒中・心臓病等総合支援センター」の設置です。このセンター設置の趣旨は、広く県内拠点医療機関における患者支援・予防の取り組みを推し進めるための拠点づくりであるため、現在、急性期拠点病院ならびに後方医療機関に対し、各地域における脳卒中・心臓病相談窓口の設置を呼びかけています。また、がん患者支援の取り組みと比し十分に心臓病患者支援の情報提供が進んでいない現状を鑑み、各医療圏における多職種連携の研修会や市民公開講座を開催しました。上記キャッチフレーズの達成に向けては、多職種連携が欠かせないため、心不全薬製造販売企業との産学連携を通して、心不全療養指導士を中心としたメディカルスタッフとの心不全連携強化の研修講演会、「熊本県心不全療養指導士 多職種連携セミナー」を複数回開催し、心不全療養指導士の増加と資質向上を図っています。
脳卒中、心臓病の患者支援の出発点は早期発見にほかなりません。特定健診の推進など、循環器疾患の未然の早期発見に邁進してまいる所存です。引き続き本センターへの御指導ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

脳卒中・心臓病等総合支援センター
センター長 辻田賢一

About

脳卒中や心臓病をまとめて
『循環器病』と呼びます。

『循環器病』は本邦・熊本県における悪性新生物(がん)に次ぐ第2番目の死亡原因であると同時に、介護が必要となる主な原因です。『循環器病』にかかると、心臓や肺のはたらき、からだの運動能力が低下します。
病気が落ち着いても後遺症が残ることが多く、患者様やご家族の不安や悩みに対応した一貫性のある支援が求められます。
こうした患者様やご家族の様々な疑問や悩みを伺って一緒に解決すること、そのために他の病院や熊本県との連携を強化していくことを目的として、国の事業により、『循環器病』を幅広く支援する「脳卒中・心臓病等総合支援センター」を熊本大学病院内に開設する運びとなりました。

Support

  • さまざまな悩みや困りごとを解決するための情報提供
  • 病気の予防法や起こったときの対処法に関する普及啓発活動
  • 相談支援のためのパンフレットや資料作成・提供
  • 地域連携パスやメディカルネットワークを利用した地域連携の推進
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Care system

当センター相談窓口では医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、リハビリテーション専門職、薬剤師、管理栄養士、臨床心理士など多職種が連携・協力し、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができる『地域包括ケアシステム』の実現に向け、疑問や悩みに応じた支援を行います。

About logo

1.ロゴについて

「“オール熊本”の皆さまの幸せが続くように」という思いを込めた四つ葉のクローバーを  心臓のモチーフのハートを2枚の葉に、脳を1枚の葉で表現し、  それらを組み合わせて熊本の「K」として表現しました。

2. RELIEF-SHARE Kumamoto(リリーフ・シェア・くまもと)

RELIEF(リリーフ) = 「安心」「不安からの解放」のほか「救援(野球のリリーフ投手)」「交替要員」などの意味があります。
SHARE(シェア) = 「共有」「分かち合い」という意味です。
Rebuilding LIfE aFter Stroke and HeARt DisEase Support Center Kumamoto
(脳卒中・⼼臓病後の⽣活再建⽀援センター)
脳卒中・心臓病の患者さんとご家族が、人生を建て直して、安心して生活を送ることができるよう、多施設・多職種で力を合わせて支えてゆきたいという意味が込められています。

※ロゴ使用に関しては、脳卒中・心臓病等総合支援センターまでご連絡ください。

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Medical institution information